幅広い調理方法ができる!コールラビのおすすめレシピ

1.コールラビとは?

コールラビは地中海北岸地方が原産国で、ヤセイカンランの変種と言われています。野菜の肥大した茎の部分を食用としている日本では珍しい野菜です。ヨーロッパや中国、台湾では多くの人から親しまれている野菜ですが、日本ではまだまだ認知度は低く需要が少ない野菜です。コールラビの主な栄養成分は、キャベツと似ておりビタミンCや茹でても栄養が逃げにくいとされています。

 

2.調理でのポイント

コールラビは生のまま食べることができますが、煮物や炒めものがおすすめです。コールラビは硬い皮に覆われ、煮ても筋が残るため皮を厚めに剥くとよいでしょう。食感はシャキシャキとしたカブや大根のような食感ですが、味はブロッコリーやキャベツのような野菜独特の味がします。生、茹で、炒めといった調理方法によって食感を変えて楽しむことができる野菜です。コールラビはアクが少ないため、サラダのように生で食べることも可能です。炒め物にする場合は、下ゆですることで火が通りやすくなり、味がしみやすくなります。主に薄くスライスしてサラダにしたり、マリネなどが一般的に食べられています。西洋野菜ですが、和風の味にも合うため料理の幅が広がるでしょう。

 

3.コールラビのおすすめレシピ

コールラビは西洋野菜なので、洋風に仕上げてしまいがちですがシンプルに調理することで、副菜にぴったりです。大根のような食感の梨との相性もよく、おいしく食べられます。まずコールラビの皮を厚めに削ぎ、2~3ミリ程度の千切りにします。梨もコールラビと同様に皮と種を取り、少し厚めに千切りにします。中火で熱したフライパンに15gのバターを溶かし、千切りにしたコールラビと梨を炒め水分が出たら八角1/2個と塩1/3程度を加えます。ここでは、水分がなくなるまで炒めるのがポイントです。また、加える塩によって味が多少変化するので、味は確認しながら調整しましょう。最後に粗挽きコショウをお好みでかけて完成です。