日本ではあまり見られない野菜が世界にはたくさん存在しています。普段スーパーなどでは見かけることはないかもしれませんが、通販でそれらの野菜や種を販売しているので日本でも食べる機会はありそうです。
栄養価抜群のグラパラリーフ
グラパラリーフはメキシコ原産の野菜です。グラプトペタルム・パラグアンセという多肉植物を食用へ品種改良したものをグラパラリーフといい、園芸植物としては日本語で「朧月(おぼろづき)と言います。味は甘酸っぱいリンゴみたいな味で、栄養価も非常に高いです。サラダやヨーグルトに入れて食べると良いそうです。
食卓の彩を豊かにできるカステルフランコ
カステルフランコはイタリア原産の野菜です。見た目がバラのように華やかなので「冬のバラ」や「オーキッドレタス」と言われ、サラダの彩のために使われることが多いです。レタスに似ていますが、味は甘みと苦味が感じられ、ぱりぱりとした歯ごたえがあります。高血圧を抑えたり、皮膚や目の健康を維持する効果があります。カロリーが低いわりに、食物繊維やカルシウム、鉄分などの栄養分が豊富なのでダイエットにおすすめの野菜です。
健康にも効果的なチコリー
チコリーはヨーロッパ原産の野菜です。白菜のような見た目ですが、レタスよりも苦くサクッとした食感です。高血圧や心筋梗塞、脳梗塞などの予防効果があります。生のまま食べることもできるのでサラダとまぜてもいいですし、グラタンやてんぷら、スープなど加熱することでチコリーの苦味が緩和されます。
ハート型がかわいいチェリモア
チェリモアはコロンビアやペルーなど南米の国が原産の野菜です。ハートの形をした果実の表面は鱗の模様になっています。チェリモアは、パイナップルやマンゴスチンに並んで世界三大美果といわれるほど見た目が美しい見た目をしています。ねっとりとした果実は甘酸っぱい風味です。バナナやパイナップル、パパイヤなどに例えられ、「森のアイスクリーム」と言われています。貧血や高血圧、風邪予防に効果のある栄養素が含まれています。フルーツとして食べられているのでそのまま食べましょう。