私たちが毎日の食卓で消費しているには野菜は国内生産のものから輸入されているものが混在しています。世界の国々から輸入している野菜をその量別にランキングにすると1位から玉ねぎ、ニンジン、かぼちゃとなります。しかしながら、世界の野菜別に生産量が多い国をリスト化してみると、意外な野菜が日本ではたくさん生産されていることがわかります。
世界的に見て日本はネギの大量生産国
日本の食卓に登場することが多い野菜にネギがあります。みそ汁の具にしたり、うどんや蕎麦の薬味にしたりと、和食には欠かせない野菜でしょう。ネギは世界中で食されている野菜です。このネギは、FAOSTATの2016年のデータによると日本は世界第4位の生産量を誇ります。2016年に52万6,900トンのネギが収穫されました。世界第3位はマリ共和国の52万9,413トンです。3位と4位に大きな差はみられません。その次にネギの収穫量が多い国はニジェールの58万5,933トンです。2位と3位に西アフリカ地方の国がランクインしています。そして、1位は中国の92万5,133トンです。このデータが示すように世界の野菜であるネギは主にアジアとアフリカでたくさん生産されているのです。
日本は世界のホウレンソウ収穫量ランキングで上位にいる
栄養価が高く調理方法のバリエーションも豊富な葉物野菜であるホウレンソウは日本で多く収穫されています。実際、世界の収穫量ラインキングでは3位にランクインしています。2016年に日本は24万7,300トンを収穫できました。続く上位の2位はアメリカ合衆国で36万4,440トンです。そして、第1位は多くの野菜でも収穫量トップを飾っている中国です。国土の広さや肥沃な土地ゆえの結果であるといえるでしょう。その量は、2,450万6,820トンです。中国のみで全体の90%以上を収穫していて日本は1%にも届きません。それでも世界3位にランクインするのは驚きでしょう。