北海道への入植者と「豆」!農業に関する貴重なエピソードも

1.「豆」と開拓者をテーマにしたドキュメンタリー

北海道への入植について調べるためには、入植地へ赴いて資料収集することが理想です。また、入植した人から話を聞くことにより、貴重なエピソードが得られるのではないでしょうか。NHKハイビジョン特集「北海道 豆と開拓者たちの物語」(2011年1月30日放送、以降再放送2回)は、「豆」と開拓者をテーマにしたドキュメンタリー番組です。北海道入植者(開拓者)の故郷は日本各地に及び、入植に際して故郷の豆を袋に詰めて海を渡った歴史があります。入植者にとって、豆は「お守り」であり、明日へつながる「命綱」としての役割を持っていました。

 

2.開拓者の「豆」に込める思いとは

ドキュメンタリー番組制作に際しては、取材相手との信頼関係を築くことはいうまでもありません。この番組をつくるために、番組スタッフは2軒の農家を訪れています。カメラが回らないところでの「やり取り」も多く、むしろ、貴重なエピソードを得られるよい機会になったとのことです。「農業は毎年一年生」「これが正解というものがない」といった言葉は、体験者だからこそ語れるのではないでしょうか。北海道の自然環境といかに向き合うのかが、農業を営むうえでの大きな課題です。それは、開拓者の「豆」に込める思いからも伝わってきました。

 

3.北海道の「豆類」はいろいろ

豆は身近な食材であり、その種類が多いのも大きな特徴です。また、用途も多岐にわたり、料理だけでなくお菓子に使われることも少なくありません。その一つ「十勝産小豆」は有名なので、これまで見聞きした人もいるでしょう。ほかにも多くの豆があるので、これを機に北海道産の豆情報を収集してはいかがでしょうか。

4.入植にまつわる話題はほかにも
入植にまつわる話題は、北海道にある農園サイトや、観光情報をプロデュースするサイトなどにも掲載されています。十勝地方の中心都市・帯広市にある「荒川農園」は代表的存在といえるでしょう。また、北海道ではいろいろな作物が栽培されますので、畜産などの情報も含めて積極的な情報収集をおすすめします。