アブラナ科ダイコン属の一つ「ハツカダイコン」は、通常のダイコンよりも収穫が早い洋野菜です。こちらは「ラディッシュ」と呼ばれることも多く、スライスすると赤と白のコントラストが美しく、とても魅力的に映ります。栄養素は葉と根によって異なります。葉の鉄分やカルシウムなどはもちろん、根に含まれるアミラーゼ（ジアスターゼ）にも注目です。さらに、ラディッシュ全体にビタミンCが豊富な点も見逃せません。
【ラディッシュとミニトマトのサラダ】
見た目や食感が楽しめる簡単サラダで、調理時間約10分、材料費約200円でつくれます。
＜材料＞2人分
ラディッシュ：3個
ミニトマト：5個
調味料（EVオリーブオイル：大さじ1 はちみつ：大さじ1 レモン汁：大さじ1 塩こしょう：少々）
くるみ：5g
チャービル（飾り）：少々
＜つくり方＞
（1）ラディッシュは約2㎜幅の薄切りにする
（2）ミニトマトは半分に切る
（3）調味料を混ぜ合わせる
（4）お皿に（1）と（2）、チャービルを盛り、くるみ（食べやすい大きさに砕いて準備したもの）を散らし（3）をかける
＜コツやポイント＞
塩加減はお好みで行ってください。はちみつの代わりに砂糖を使ってもよいでしょう。
＜注意点＞
1歳未満のお子様には、はちみつは厳禁ですので使用しないようにしてください。
【ペコロス（小型タマネギ）とラディッシュのピクルス】
寿司酢で簡単なのがうれしい。お好みの野菜でのアレンジもできます。
＜基本情報＞
調理時間70分ぐらい、材料費300円ぐらいでつくれます。
＜材料＞2人分
ペコロス：6個
ラディッシュ：3個
ピクルス液（寿司酢：100ml 水：50ml 鷹の爪：1本 ローリエ：1枚）
＜つくり方＞
（1）ペコロスは半分に切り、耐熱容器に入れて加熱する（ラップをふんわりかけて、600Wの電子レンジで約1分）
（2）ラディッシュ（葉を切り落として準備したもの）も半分に切る
（3）鍋にピクルス液の材料を入れて中火で加熱、ひと煮立ちしたら火を止める
（4）保存容器に（1）と（2）を入れ、（3）が温かいうちに注ぎ入れる
（5）粗熱を取った後、冷蔵庫で約1時間漬け込み、味をなじませる
＜コツやポイント＞
漬け込み時間はお好みに合わせてください。
＜注意点＞
保存容器を使う前には、煮沸などでの入念な消毒が必要です。
