ピリッとした辛みのクレソン!生食以外でも

オードブルや肉料理の付け合わせとして目にする機会が多いクレソン。こちらは、ウォータークレス、オランダガラシなどとも呼ばれる、アブラナ科イヌガラシ属の多年草です。生のままで食べるだけでなく、加熱調理して食べることも少なくありません。ピリッとした辛みはワサビなどに含まれるシニグリンで、食欲増進や胃もたれ解消などの働きがあります。さらに、血液をきれいにする、強力な解毒作用を持つことなどでも注目の洋野菜です。

 

【クレソンのおひたし】

もう一品が欲しいときにおすすめ。かつお出汁でも美味しくいただけます。調理時間は約25分、材料費は約300円でつくれる簡単レシピです。

<材料>2人分
クレソン:100g
お湯(茹で用):適量
冷水(つけ用):適量
調味料(水:50ml しょうゆ:小さじ1 酒:小さじ1 みりん:小さじ1 顆粒和風だし:小さじ1/2)
白いりごま(仕上げ用):適量

<つくり方>
(1)鍋にお湯を入れて中火で沸騰させ、クレソン(根元を切ったもの)を入れて約1分茹でる
(2)(1)を取り出して冷水につけ、しっかり水気を切る
(3)(2)を3cm幅に切る
(4)ボウルに調味料を入れて混ぜ合わせる
(5)別のボウルに(3)と(4)を入れて和える
(6)ラップで落とし蓋をして、冷蔵庫で約15分冷やし味をなじませる
(7)器に(6)を盛り付け、白いりごまを散らす

<コツやポイント>
酒やみりんは加熱でアルコールを飛ばした後、粗熱を取ります。塩加減はお好みによって調整してください。顆粒和風だしはかつお出汁などで代用する方法もあります。

 

【クレソンのかきたまスープ】

クレソンと卵のシンプルレシピで、クレソンのほろ苦さが絶妙です。調理時間は10分ぐらい、材料費も200円ぐらいでつくれます。

<材料>2人分
クレソン:30g
水:400ml
調味料(しょうゆ:小さじ2 鶏ガラスープの素:小さじ1 ごま油:小さじ1)
水溶き片栗粉:大さじ1
溶き卵(Mサイズ):1個分

<つくり方>
(1)クレソンは3cm幅に切る
(2)鍋に水を入れて中火にかけ、沸騰後(1)と調味料を入れて約2分煮込む
(3)弱火にし、水溶き片栗粉でとろみを加え、溶き卵を回し入れ、火が通ったら火を止める
(4)器に盛り付ける

<コツやポイント>
水溶き片栗粉は片栗粉1と水2の割合でつくり、とろみの様子を見ながら加えていきます。