セリ科の二年草・パセリは洋食の飾りなどでおなじみですが、サラダやスパゲッティの具などに積極的に使われるようになりました。パセリの旬は春から初夏にかけて。特に、春のパセリは香りの高さと葉の柔らかさでも注目されています。ビタミン類と鉄分が豊富なため、動脈硬化や貧血の予防も期待されます。ただし、発汗作用が強い関係もあり、汗かきの人やワキガの人などは摂取を控えましょう。
【パセリとチーズのスクランブルエッグ】
パセリの色合いが楽しめ、粉チーズのコクも味わえる一品です。調理時間は約15分、材料費も約200円で簡単につくれます。
<材料>2人分
卵:3個
パセリ(生):5g
調味料(牛乳:大さじ2 粉チーズ:大さじ1 塩:ひとつまみ 黒こしょう:ひとつまみ)
有塩バター:10g
サラダ菜:4枚
ケチャップ:大さじ2
<つくり方>
(1)パセリはみじん切りにする
(2)ボウルに卵、調味料、(1)を入れて、よく溶きほぐす
(3)フライパンに有塩バターを入れて中火で加熱後(2)を入れる
(4)木べらで大きくかき混ぜながら弱火で加熱 半熟状になれば火を止める
(5)お皿にサラダ菜を敷いてから(4)を盛り付け、ケチャップを添える
<コツやポイント>
塩加減はお好みでしてください。マスタードをつけてもよいでしょう。
<注意点>
卵はよく加熱してください。特に、高齢者や2歳以下の乳幼児、妊娠中の女性、また免疫機能が低下している人などは要注意です。
【タラコとパセリの混ぜごはん】
有塩バターの風味、レモン汁のさわやかな酸味が楽しめます。調理時間は15分ぐらい、材料費は300円ぐらいでできるレシピです。
<材料>2人分
ごはん(温かいもの):300g
タラコ:50g
パセリ(生):10g
有塩バター:10g
レモン汁:小さじ2
黒こしょう:少々
<つくり方>
(1)パセリ(茎と葉を分けたもの)をみじん切りにする
(2)ボウルにごはん、たらこ(皮から外してほぐしたもの)、有塩バター、レモン汁、(1)を加えてよく混ぜ合わせる
(3)器に盛り付け、黒こしょうをかける
<コツやポイント>
お好みに合わせて塩加減をしましょう。ごはんと具材を混ぜ合わせるときは、さっくりと混ぜましょう。ごはんを潰さないことがポイントです。タラコの代わりに明太子を使うのもよいでしょう。