活用方法の多さで重宝されるキャベツの近縁「メキャベツ」(芽キャベツ)の需要が増えています。メキャベツは、キャベツの4倍含まれるビタミンCの存在など、栄養価の高さに注目です。ただ、少し硬いので、芯の部分に十字の切り込みを入れるのが大事なポイント。栄養を逃さないために「蒸す」ことも選択肢の一つです。脂溶性ビタミンの摂取には、油を使ったレシピを選ぶとよいでしょう。
【メキャベツのごま和え】
調理時間は10分ほど、材料費も200円ほどで手軽につくれるレシピです。メキャベツのほろ苦さ、ごまの風味と甘味が楽しめます。
<材料>2人分
メキャベツ(計150g):8個
お湯(茹で用):1000ml
塩(茹で用):小さじ1
和え衣(白すりごま:大さじ2 しょうゆ:大さじ1 砂糖:大さじ1/2)
<つくり方>
(1)メキャベツの芯部分に十字の切り込みを入れる
(2)お湯を沸騰させた鍋に塩と(1)を入れ、中に火が通るまで茹で(中火で約3分)
(3)ザルに上げて湯切りした後、縦半分に切る
(4)ボウルに和え衣の材料を入れて混ぜ合わせる
(5)(4)に(3)を入れた後、よく混ぜ合わせてから器に盛り付ける
<コツやポイント>
メキャベツの湯切りをすると水っぽさが防げます。和え衣は甘めなので、お好みに合わせて砂糖の量を調整してください。
【メキャベツのハニーマスタードグリル】
トースターで簡単に作れ、調理時間20分前後、材料費は400円ぐらいです。こちらもメキャベツのほろ苦さ、甘めのソースが味わえます。
<材料>2人分
メキャベツ:6個
調味料(粒マスタード:大さじ1/2 はちみつ:小さじ1 オリーブオイル:小さじ1 塩:ひとつまみ)
黒こしょう(仕上げ用):ひとつまみ
<つくり方>
(1)メキャベツを半分に切る
(2)ボウルで調味料を合わせる
(3)アルミホイルを敷き、(1)の断面を上にして並べる
(4)(3)に(2)を塗ってから、トースターで約5分焼く
(5)お皿に(4)を盛り付け、黒こしょうを振りかける
<コツやポイント>
はちみつの代わりに砂糖を使用してもよいでしょう。焼き加減はトースターの機種にもよるので、様子をみながら時間を調整してください。
<注意点>
はちみつ使用のため1歳未満のお子様には厳禁です。