1.根セロリとは?
根セロリは、ヨーロッパの代表的な冬野菜の1つです。「セロリアック」や「セロリラブ」とさまざまな呼び名がつけられています。名前の通りセロリと同じ種類ですが、根セロリは肥大した根を食べます。ヨーロッパではスーパーでもよく見る野菜ですが、日本ではあまり浸透していない野菜です。根セロリの皮を剥くと、淡い黄色でシャキシャキした食感なのでサラダにおすすめです。また、セロリほど味のくせが少ないためセロリが苦手な方でも食べることができます。ヨーロッパでは、食べやすい大きさに切り歯ごたえが残る程度に茹でバターやオリーブオイルで炒めものにすることや薄くスライスしたものをかき揚げのように油で揚げる調理も一般的に食べられています。生で食べても煮てもおいしい野菜です。調理ポイントは長時間煮込んでしまうと、煮崩れしやすいので注意して調理しましょう。根セロリは、大きくなると筋が出てしまい食感が食べにくくなってしまいます。選ぶ際は10センチ程度の大きさで、重みがあり硬いものを選ぶのが良いでしょう。
2.根セロリの和え物
根セロリをそのままおいしく食べるなら、シンプルに和え物がおすすめです。まず、根セロリ1/4本ときゅうり1本を薄くスライスして千切りにします。根セロリの表面は硬く、少し厚めに皮を切るように剥くのがポイントです。大き目のボウルに切った野菜入れ、根セロリときゅうりが浸るまで水を入れ、塩小さじ1を入れて15分程度おきましょう。この工程の代わりに根セロリときゅうりを塩もみでも良いです。しっかり水気を切った野菜に、千切りしたハム100g程度を加え、マヨネーズ大さじ1と塩コショウで味付けをして完成です。完成したら、1時間ほど冷蔵庫で冷やすと味が馴染みおいしくなるでしょう。マヨネーズと和えることで、セロリが苦手なお子さんにも食べやすくなり、作り置きにも便利です。マヨネーズの代わりにヨーグルトで和えてもヘルシーで美味しく食べることができます。