1.エンダイブとは?
エンダイブとは別名「にがチシャ」と呼ばれるように独特の苦味がある野菜です。原産国はヨーロッパ地中海沿岸のキク科の野菜で、和名では「キクジシャ」とも呼ばれています。食感も特徴があり、シャキシャキとした噛み応えのある食感です。若い葉はほのかに苦く、緑が濃くなるととても苦味を持つようになります。何もせずにそのまま育てると全体的に緑が濃くなりますが、苦味が強くなってしまうため、収穫する前に葉を束ね日光から葉を守るように施します。エンダイブには、カリウムやカルシウムのほかに緑色の葉にはカロテンが多く含まれ、栄養豊富といわれています。白い部分は苦味が少ないため、そのままサラダとして食べるのがおすすめです。濃い緑色の部分は、苦味が強いため炒め物やスープに入れるのがよいでしょう。
2.エンダイブのおすすめサラダ
エンダイブは独特な苦味が特徴ですが、この苦味をサラダとしておいしくいただくことができます。まずドレッシングの準備から行います。小さなボウルに、オリーブオイル大さじ1、ワインビネガー大さじ1、塩小さじ1/2、胡椒お好みの量を混ぜ合わせて準備を行います。エンダイブを水でよくすすぎ水気を取り、粗めに切ります。ミニトマト4個から6個、きゅうり1/2本、ベビーチーズ1個を同じ大きさ程度の角切りにして、大きめのボウルに加えます。先ほど作ったドレッシングとよく混ぜ合わせ、砕いたお好みのナッツやクラッカーを乗せて完成です。料理のポイントは、エンダイブの切り方によって食感や苦味が変化します。細かくするほど苦味が少なくなるので、お好みの食感や苦味に合わせて変化させてみてもよいでしょう。また、トッピングは今回紹介したもの以外でもコクと食感が豊かなものとよく合います。エンダイブの葉はギザギザしているので、盛り付けるとボリュームがでてカサが多く見えます。さまざまな種類の野菜と一緒に取り入れてみても良いでしょう。