世界の野菜はどのぐらいあるの?

1.世界の野菜は何種類?

現在世界の野菜は、約800種類にもなるといわれています。日本だけで栽培している野菜は、約200種類程度ですが食文化の変化や技術の向上から野菜の種類は徐々に増えていくと予想されるでしょう。日本だけで栽培されている野菜のほとんどは海外から来たものであり、日本独自で作られた野菜は20種類程度です。日本で作られた野菜は、わさびやミツバ、ミョウガ、ニラなどが代表例として挙げられます。海外より渡来した野菜の代表は、キャベツや玉ねぎが挙げられ、これらの野菜は海外から渡来した後、日本国内で品種改良がされて現在の野菜になりました。日本では、品種改良が多く行われているので、もともと海外から渡来した野菜が日本で広まったケースがほとんどです。

2.日本であまり見かけない世界の野菜

近年では、日本であまり見かけない野菜を作る農家が増えてきて、これまで珍しく感じていた世界の野菜を日本でも見かけるようになりました。「アイスプラント」は、南アフリカが原産国で日本国内では佐賀県が初めて栽培した野菜です。表面のキラキラした粒が特徴で、見た目も華やかな野菜です。表面の粒は塩分の結晶で、プチプチとした食感が人気になっています。どんな調理方法を用いても粒がなくなりにくいため、さまざまな料理で味わうことができますが、シンプルにサラダがおすすめです。アイスプラントは、生活習慣病や老化を予防する効果が期待できるでしょう。「アーティチョーク」は、日本であまり親しみがありませんが、北欧で人気がある野菜です。日本では、大阪や茨城の一部で栽培されていますが観賞用が多く、未だ食べる文化は浸透していません。特徴は、植物の大きさに対して可食部分が少なくつぼみの部分を食べます。ほのかな苦味と甘みがあり、海外では人気な野菜です。日本では馴染みのない野菜ですが、世界ではよく食べられている野菜が多いです。日本で売られているのを見つけたら、気軽に試してみましょう。また、パーティーなどで出しても盛り上がるのでおすすめです。