品種改良によって作られた野菜、コリンキー
コリンキーはカボチャの一種で、日本の品種とオーストラリアの品種との交配によって生まれた野菜です。鮮やかな黄色か、またはオレンジ色をしており、上部が玉ねぎの形のようになっています。味は冬瓜に似ており、皮も非常に柔らかいです。普通のカボチャに比べて、味に癖がなく、コリコリとした食感を楽しむことができます。肌や視力を維持する効果や、便秘やむくみを改善する効果があります。コリンキーは、普通のカボチャと違い、皮から一緒に食べることができるという点が特徴的です。そのため生でサラダにしたり、浅漬けにしたりすることができます。また、炒め物や揚げ物、煮物、スープなど火に通してもおいしく食べることができます。特に、熟した果実でポタージュを作るのは定番の調理方法といっていいでしょう。熟してねっとりとした果実がポタージュとして非常に合います。
日本では様々な名を持つスイスチャード
スイスチャードは地中海地域原産の野菜です。ビーツの仲間で、黄色や白、赤色のカラフルな葉野菜です。味はホウレンソウに似ています。一年中育てることができるため日本では「フダンソウ」と呼ばれたり、「うまい菜」という別名も持っていたりと様々な呼び方をされています。動脈硬化や心筋梗塞、生活習慣病を予防する効果があります。また、夏バテや高血圧も防いでくれます。味がホウレンソウに似ているので、ホウレンソウの代わりにおひたしやサラダにして食べることができます。しかし、加熱するとスイスチャードのカラフルさは失われてしまうので、下の方の固い部分はゆで、葉に近く、柔らかい部分はできるだけゆでずにサラダにすると彩のある料理になりそうです。加熱するなら、中華風の炒め物にするのもおいしいですし、オリーブオイルやニンニクを加えてイタリアンな味にしてもいいでしょう。葉がしっかりしているので、ひき肉などを巻いてロールキャベツのように煮込んでも形が崩れにくくなっていて見た目も綺麗な料理ができます。また、さっと茹でておひたしとして食べるのもおすすめです。