日本にもおいしい野菜はたくさんありますが、世界には、その味だけではなく見た目にも非常に面白くて珍しい野菜も多く存在しています。見た目からかわいい野菜たちを楽しんで見てはいかがでしょうか。
スイカにそっくり!キュウリメロン
キュウリメロンはアメリカのカリフォルニアが原産の野菜です。スイカにそっくりの模様をしていますが非常に小さく、実際の大きさはたった2センチほどです。そのサイズから、別名「マイクロキュウリ」とも呼ばれています。味は、ライムのように少し酸味があり、さわやかな香りがする柑橘系のフルーツのような味わいです。ビタミンCや食物繊維、カリウムが豊富で皮膚や粘膜を丈夫にしたり、美容効果もあります。また、腸の環境を整えたり、むくみ改善などの効果もあり、小さいながらも非常に栄養価の高い野菜です。普通のキュウリと同じように夏が収穫時期となっています。ピクルスやサラダとして食べると彩のあるかわいい料理になりそうです。
アメリカ原産の巨大野菜、アトランティック・ジャイアント
アトランティック・ジャイアントは、アメリカのオレゴン州が原産地の野菜です。ズッキーニやそうめんカボチャが分類されるぺポカボチャの一種で、その見た目は非常に大きいです。実際には180センチメートルほどで、820キログラム以上あるものもあります。その大きさがアトランティック・ジャイアントの特徴となっています。味はとても薄く、とても水っぽいので料理には向いていません。アメリカではパンプキンパイとして食べられているようですが、多くの場合、観賞用や飼料用として生産されています。実は、あまり栄養は含まれていませんが、種には女性ホルモンの動きを正常化させる栄養素が含まれています。食用には向いていないので、食べることはあまりないかもしれませんが、通販でアトランティック・ジャイアントの種を購入することはできます。興味のある方は育ててみてもいいかもしれませんね。ハロウィーンなどでよく見るカボチャをくり抜いて作る飾りにはぴったりなのでないでしょうか。