おしゃれに楽しむマスのアレンジ料理

マス類の魚が好きな人にとっての楽しみのひとつは美味しく食べることでしょう。とくにニジマスは、旬の春から秋だけでなく、一年を通して食べることができます。回転寿司へ行くと、ピンク色のサーモントラウトが人気のメニューとしてクルクル回っています。実は、それは品種改良されたマスなのです。これまでにマスをサーモンと思って食べていた人が多いでしょうが、このようにマス類はいろいろな調理方法で私たちの身近なところで食されているのです。一年中食べられる魚だからこそ、調理方法も工夫を凝らせば、おしゃれな創作料理へと変身します。

キノコとトマトを使ったムニエル

マス類は、トマトやキノコ、ニンニクを使ってムニエルにすれば、臭みも気にならなくなって美味しく食べられます。まず、マスを3枚におろして食べやすい大きさの切り身にします。そこに塩コショウと薄力粉をまぶして、バターを溶かしたフライパンで焼きます。焼き終わったらマスを取り出して、同じフライパンにバターを追加して、ニンニク、ミニトマト、キノコ類にレモンを加えて炒めましょう。必要に応じて、塩コショウで味を調えれば完成です。バターの香ばしさやニンニクとレモンの香りが食欲をそそるマス料理です。

ハーブを添えて一味違った焼きマス

マス類の定番料理は焼きメニューでしょう。オリーブ油とハーブを使ってこんがり焼きあげれば、家族だけでなくお客さんにも出せるおしゃれなおもてなし料理になります。始めに、ピーマンやカボチャなど彩りを加える野菜をオリーブ油で炒めて取り出しておきます。同じフライパンにオリーブ油を追加して、ニンニクとハーブを炒めます。香りが付いたらハーブは取り出します。そこに、薄く小麦粉をまぶしたマスを入れて焼きます。両面に焼き色を付けたところでバターと白ワインを入れて、蓋をして2~3分蒸しあげれば完成です。野菜と一緒に盛り付ければ、おしゃれなハーブ焼きの出来上がりです。