釣ったマス類が生臭いことは多い
渓流で釣りをすると、大体釣れるのは、ニジマスを始めするマス類です。その場で串に刺して塩焼きにしたり、自宅へ持ち帰って調理した経験があるという人は多いのではないでしょうか。しかしマス類の多くは、調理しても生臭さが残ってしまい、美味しくなかったと感じたことがある人は、意外と多いかもしれません。
自分で釣ったマス類を調理する際には、二つの問題に直面することが多いものです。それは、生臭さと、水っぽさです。養殖場で育てられているますには、臭みが出ないエサを与えているため、生臭さは少ないでしょう。しかし天然のものは、自然界の中で自由に育ちます。そのため、どうしても生臭さは出てしまいます。また、魚は水の中で生活する生き物なので、どうしても細胞の一つ一つにたっぷりと水分を含んでいます。釣り上げたまますぐに調理しても、水っぽくて美味しく仕上げることは難しいでしょう。
生臭さ対策はどうする?
スーパーなどで販売されているマス類は、エサの段階から臭み対策が施されているため、生臭さを感じることは少ないものです。しかし釣り上げた天然のマス類を調理する際には、まずはしっかりと臭み対策をする事で、生臭さを軽減できます。
具体的に何をするのかというと、まずは調理する前に内臓は取り出しましょう。串に刺して塩焼きにする場合でも、内臓を取り出すことによって生臭さを半減できます。また、素材の旨味を生かして調味料ナシというのは、残念ながら天然のマス類にはNGです。生臭さを除去するために、薬草をお腹の中に入れたり、パン粉と薬草を混ぜて焼くなど、薬草を上手く活用すると良いでしょう。
生臭います類、調理には工夫を
マス類には、ニジマスやあまごを始め、たくさんの種類がいます。中には、淡水で生活するだけでなく、海水で生活するものもいます。淡水で生まれてずっと淡水で暮らす陸封型のマス類は、どうしても調理する際には生臭さが残ってしまいます。そのため、調理には工夫をする事で、おいしくいただくことができます。